対象バージョン: EC-CUBE 4.3系(検証した環境は、4.3.1-p1)。料金は、2026年10月10日時点の各社公式サイトの情報です。申し込み前に、公式サイトで最新の情報を確認してください。
この記事には広告(アフィリエイトリンク)を含みます
自分の服やハンドメイド品を売るお店を持ちたい。でも、BASE、STORES、Shopify、EC-CUBEと選択肢が多くて、どれがいいのか分からない。そんな方のために、4つを比べてみました。
結論を先に書くと、「手軽さ」を重視するならBASEかSTORES、「機能の豊富さ」ならShopify、「自由度と自分のお店としての育てやすさ」ならEC-CUBEです。
この記事で分かること
- BASE、STORES、Shopify、EC-CUBEの費用と特徴の違い
- タイプ別の、おすすめの選び方
- EC-CUBEを選ぶメリットと、注意点
4つのサービスを比較
| BASE | STORES | Shopify | EC-CUBE | |
|---|---|---|---|---|
| 種類 | ネットショップ作成サービス | ネットショップ作成サービス | ECプラットフォーム | オープンソースのECシステム |
| 初期費用 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円(本体は無料) |
| 月額 | 0円(スタンダード)/16,580円(グロース、年払いの1か月あたり) | 0円(フリー)/3,300円(スタンダード、年間契約) | 3,650円〜(Basic、年払い) | サーバー・ドメイン代(自分で用意) |
| 決済手数料 | 3.6%〜+40円(スタンダード)/2.9%〜(グロース) | 5.5%〜(フリー)/3.6%〜(スタンダード) | 3.55%(Basic、標準カード) | 契約する決済サービスによる |
| その他の手数料 | サービス利用料3%(スタンダード)/0円(グロース) | なし(上記のとおり) | 外部決済を使うと追加手数料 | 決済サービスの手数料のみ |
| 独自ドメイン | サブドメインで利用可(アプリは無料。ドメイン代は別) | スタンダードのみ | 利用可 | 自由 |
| デザインの自由度 | 中 | 中 | 高 | とても高い |
| 機能の追加 | アプリ | 一部のみ | アプリ | プラグイン、自分で開発 |
| 手間 | 少ない | 少ない | 少ない〜中 | 多い |
※BASEは、スタンダードとグロースの2つのプランを載せています。グロースの月額は、年払いの1か月あたりです(月払いは19,980円)。ほかのサービスの上位プランは省略しています。詳しくは各社の公式サイトを確認してください。
※BASEの決済手数料は、PayPay・Amazon Pay・PayPalを使うと1%が加算されます(スタンダードは4.6%+40円、グロースは3.9%)。また、ショッピングアプリ「Pay ID」経由の注文には、別の手数料がかかります(BASE公式の料金ページより。2026年10月10日に確認)。
※BASEの独自ドメインは、「独自ドメインApp」(無料)で設定します。shop.example.com のようなサブドメインで使う形で、example.com そのもの(ルートドメイン)や、example.com/shop/ のような形(サブディレクトリ)は、対応していません。ドメインの取得・管理は、自分で行います(BASE公式の「独自ドメイン App」のページより。2026年10月10日に確認)。
それぞれの特徴
BASE:まず試したい人に
スタンダードプランは、初期費用も月額も0円で、売れたときだけ手数料がかかります。作るのが簡単で、ネットショップを初めて作る方に向いています。デザインや機能の自由度は、他と比べると控えめです。
STORES:無料で始めて、あとで有料に切り替えたい人に
フリープランは月額0円ですが、決済手数料が高めで、独自ドメインは使えません。お店が育ってきたら、スタンダードプランに切り替えると、手数料が下がり、独自ドメインも使えます。
Shopify:機能の豊富さと、将来の成長を重視する人に
アプリで機能を足していける、世界中で使われているサービスです。月額費用はかかりますが、売り方の選択肢は豊富です。外部の決済サービスを使うと、追加の手数料がかかる点に注意してください。
EC-CUBE:自由度と、自分のお店としての育てやすさを重視する人に
本体は無料ですが、サーバーやドメインの用意、インストール、保守を自分で行います。そのぶん、自由にお店を作り込めます。
EC-CUBEを選ぶメリット
1. デザインも機能も、自由に作り込める
商品ページのレイアウト、サイズ展開の見せ方、会員向けの特典など、お店の個性を出したい部分を自分で作れます。サービスの用意した範囲に収まらないのは、自分のお店を育てるときに、大きな強みです。
2. 運営の方針を、自分で決められる
サービスの仕様や料金が変わっても、自分のサーバーで動かしているので、影響を受けにくくなります。お客様や売上のデータも、自分のサーバーに残ります。
3. 手数料を、自分で選べる
EC-CUBEでは、決済サービスを「プラグイン」という追加の部品で入れます。たとえば、管理画面のホームでは、「Amazon Pay V2」のプラグイン(4.2/4.3系対応)が紹介されていました(2026年10月10日に確認)。決済手数料は、契約する決済会社ごとに違います。複数のサービスを比べて、お店に合うものを選べます。手数料は変わりやすいので、各決済会社の公式サイトで確認してください。
4. AIと相性がよい
ソースコードが公開されているので、AIにデザインや機能の修正を相談しながら進められます。また、EC-CUBEの開発元は、2026年5月に、AIに在庫や注文のデータを調べさせる機能(MCP対応)などを備えた「EC-CUBE 4.4」を、同年8月にリリース予定だと発表しました(報道にもとづく情報です)。2026年10月10日時点では、まだリリースされていません。
EC-CUBEの注意点
- サーバーとドメインの契約が必要です
- インストールや初期設定に、時間がかかります
- セキュリティ対策や、バージョンアップを自分で行う必要があります
- 困ったときの相談先は、自分で探す必要があります
手間をかけたくない場合は、BASE、STORES、Shopifyのほうが向いています。まずBASEで小さく始めて、お店が育ったらEC-CUBEに移るという選び方もあります。
タイプ別のおすすめ
| あなたのタイプ | おすすめ |
|---|---|
| とにかく早く、費用をかけずに始めたい | BASE |
| まず無料で試して、育ってきたら有料にしたい | STORES |
| 機能の豊富さと、成長を重視したい | Shopify |
| デザインと機能にこだわり、自分のお店として長く育てたい | EC-CUBE |
まとめ
- 手軽さならBASE・STORES、機能の豊富さならShopify、自由度ならEC-CUBE
- EC-CUBEは、手間がかかるぶん、自分のお店として自由に育てられる
- 迷ったら、小さく始めて、育ってから移るという選び方もある
EC-CUBEを選ぶなら、次はサーバー選びです。次の記事で、EC-CUBE 4に使うレンタルサーバーの選び方を紹介します。

